グレは冬だけじゃない。釣りを覚えるなら、水温が高い時期の方が楽しい。

グレ釣りというと、冬のイメージが強い。

実際、寒グレという言葉もあるし、冬場をメインシーズンとして考えている人は多いと思う。

でも僕は、どちらかというと夏の方が好きだ。

正確に言うと、

水温が上がって、魚全体が元気になってくる時期の方が好き。

グレだけじゃなく、エサ取りも他の魚も動き出す。

それだけで海を見ていて面白い。

目次

僕が好きなのは、水温23〜25℃くらい

これはあくまで自分の現場感覚だけど、僕は水温23〜25℃くらいが一番釣りしやすいと思っている。

尾長グレの活性も上がってくるし、エサ取りが元気すぎて釣りにならないほどでもない。

このくらいの水温になると、

「夏の釣り始まったな」

という感じがする。

逆に、それ以上まで上がってくると、尾長の活性が少し落ちて、エサ取りや他の魚の方が元気になってくるイメージがある。

もちろん場所や潮、時期によって全然違う。

これはあくまで、僕が普段釣りをしていて感じている感覚だ。

夏は、とにかく魚が見える

夏の面白さは、魚がよく動くこと。

マキエを撒くと、表層近くまで魚が出てくることも多い。

グレが浮いてくることもある。

見えているだけでも面白い。

そして、見えてしまうと、

「おるんやから、釣れるはずやろ?」

となる。

ここから急に燃えてくる。

ただし、見えている魚が簡単に食うとは限らない。

むしろ僕は、

見えてる魚は食わんと思っといた方がええ

くらいに思っている。

見えている魚を狙うか、無視するか

夏の釣りで面白いのがここだ。

表層にグレが見えている。

でも食わない。

その魚をなんとか掛けにいくのか。

それとも、

「こいつらは無視」

と決めて、下の層を狙うのか。

この判断で迷う。

見えている魚がいると、どうしてもそこに意識が引っ張られる。

でも、見えている魚に夢中になりすぎると、本命の層を見失うこともある。

逆に、その見えている魚の動きからヒントが出ることもある。

だから僕は、夏の釣りは特に、

魚を見ながら考える時間が面白い。

以前、

竿を出す前に、30分くらい海を見ている。

という記事を書いた。

僕の釣りは、まず魚や潮の反応を見るところから始まる。

実は、このスタイル自体がかなり夏基準なんだと思う。

「何も起きない」が少ない

僕が夏の釣りを好きな理由は、もう一つある。

何も起きない時間が少ない。

冬場は、水温や潮の状況によっては本当に反応がないことがある。

サシエがそのまま戻ってくる。

エサ取りすら触らない。

こうなると、僕はかなり退屈する。

その辺は以前、

釣れないより、何も起きない方がつまらない。

にも書いた。

夏場は魚全体の活性が高い。

本命が釣れなくても、何かしら反応が出ることが多い。

エサを取られる。

違う魚が掛かる。

マキエに魚が出てくる。

これだけでも、釣りとしてはかなり楽しい。

釣りを覚えるなら、水温が高い方がいいと思う

僕は、これからフカセ釣りを覚える人ほど、水温が高い時期に行った方がいいと思っている。

魚が動く。

マキエに反応する。

エサを取る。

仕掛けを変えたら反応が変わる。

こういう「答え」が出やすい。

何をしても反応がない状況より、

「今の入れ方やったら取られた」

「このタナでは触らんかった」

みたいな変化がある方が、圧倒的に覚えやすい。

グレ釣りというと、

冬が本番。夏はシーズンオフ。

みたいに思われがちだけど、僕は全然そう思わない。

むしろ4月から11月くらいの方が、グレ以外の魚も含めて色々釣れる。

海の中が賑やかだから、単純に楽しい。

ただし、真夏は無理しなくていい

もちろん、夏の磯は暑い。

日焼けもする。

熱中症も普通に怖い。

僕は普段から外仕事をしているので暑さには慣れている方だと思う。

それでも、夏の釣りはかなり気を使う。

水分。

日除け。

空調服。

休憩。

無理をしないこと。

外海は風があることも多いし、釣りをしている最中は意外と平気なこともある。

でも、帰ってきてからの疲れは冬より明らかに大きい。

だから、

真夏に無理して行け

とは全く思わない。

危ないと思ったら行かない。

これが一番大事だと思う。

グレ釣りは冬だけじゃない

寒グレが面白いのは分かる。

冬の大型口太狙いも魅力がある。

でも、

グレ釣り=冬だけ

で終わらせるのは、ちょっともったいないと思う。

水温が高い時期は魚がよく動く。

見える。

反応する。

考えたことに答えが返ってくる。

だから面白い。

そして、釣りを覚えるにはすごくいい季節だと思う。

僕は寒いのが苦手というのもあるけど、

やっぱり魚が動いている海の方が好きだ。

見えてるグレに、

「おるんやから食えよ」

と思いながら仕掛けを入れる。

あの時間が、一番楽しい。

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