グレ釣りをしていて、一番やる気がなくなるのは何か。
僕の場合、
釣れないことそのものじゃない。
サシエがそのまま帰ってくること。
これが一番嫌いだ。
何投しても、
サシエがそのまま。
魚も見えない。
潮にも変化がない。
何も起きない。
そうなると、
「分からん」
というより、
単純におもんない。
そして僕は、普通に竿を置く。
まずは仕掛けを入れずに海を見る
僕は磯に着いて、いきなり仕掛けを投げることはあまりしない。
まずマキエを打つ。
そして海を見る。
潮がどう動いているか。
魚はいるのか。
どこから出てくるのか。
どんな動きをしているのか。
そこを見てから、
タナを考える。
投入点を考える。
仕掛けをどう入れるか考える。
だから最初から、
「この仕掛けでこのタナ」
と決め打ちしているわけじゃない。
海を見ながら決めていく。
僕が磯に上がってから最初の一投まで、何を見ているのかは別の記事で詳しく書いている。
反応がある日は、飯を食う暇もない
逆に、魚が見えている日はめちゃくちゃ楽しい。
サシエを抜かれる。
何かが触る。
魚が浮いてくる。
潮が変わる。
そんな反応があると、
「次どうする?」
がずっと続く。
そうなると、飯を食う暇もなくなることがある。
一投して、
「今ちょっと違ったな」
と思ったら、
次は投入点を変える。
タナを少し変える。
マキエの打ち方を変える。
また入れる。
また反応が出る。
こういう釣りは、ずっと集中できる。
だから僕は夏の釣りが好き
僕が基本的に夏の釣りが好きなのも、たぶんこの辺が大きい。
水温が高い方が、いろんな魚が元気になる。
エサ取りも増える。
もちろん面倒なことも増える。
でも、海の中が賑やかになる。
それに尾長にとっても適水温に近づいてくる。
水面近くまで姿を見せることも増える。
見える。
反応がある。
考える材料が増える。
僕にとっては、その方が面白い。
3投連続で何もなかったら、だいたい竿を置く
僕はそこまで粘り強い釣り人じゃない。
サシエが残った。
もう一投。
また残った。
もう一投。
それでも残った。
3投連続で無反応、サシエそのまま。
このくらいになると、
「もうええか」
となることが多い。笑
そして竿を置く。
磯では普通に寝る
休憩というより、
普通に寝る。
ガッツリ寝る。笑
磯で横になって、
そのまましばらく寝る。
起きたら、また少しやってみる。
状況が変わっていれば続ける。
何も変わっていなければ、
また竿を置く。
そしてまた寝る。
こういう日は普通にある。
釣果よりも、反応があるかどうか
もちろん魚は釣りたい。
釣れた方が絶対に楽しい。
でも自分の釣りを振り返ってみると、
僕は釣果だけで楽しさを決めているわけじゃない。
まだ魚を釣っていなくても、
サシエを取られた。
魚が見えた。
潮が変わった。
「なんかおるな」
と思えた。
そういう時は楽しい。
逆に、何時間やっても何も起こらない。
これはかなりきつい。
だから、
釣れないことより、何も起きないことの方が僕はつまらない。
遊びに来てるんだから、面白くないと最悪
釣りは遊びだ。
少なくとも僕にとってはそう。
仕事でもないし、
修行でもない。
わざわざ休みの日に磯まで来て、
朝から夕方まで竿を振る。
だったら面白くないと困る。
全く釣れない日は、
正直、
「今日釣り来んかったら良かった」
と思うことだってある。
せっかく遊びに来てるんだから、
面白い時間を過ごしたい。
だから、
反応がある日は飯も忘れて釣る。
何もなければ寝る。
起きて状況を見て、
変わっていなければまた寝る。
それでいいと思っている。
一日中ずっと竿を出し続けることが、
釣りを楽しむことではない。
面白い時に、夢中で釣る。
僕はその方がいい。
だから今日も、
何も起きなければ、
たぶん磯で寝ている。

