FXDLSの納車が決まってから、
地味に悩んでいたことがある。
埼玉から和歌山まで、どうやって帰るか。
もちろんバイクで帰る。
せっかくの納車だし、そのままツーリングして帰りたい。
問題はルートだった。
普通に考えれば、
高速道路で一気に帰ればいい。
でも調べてみると、
思っていた以上に選択肢が多かった。
ずっと有料道路を使うルート。
無料区間が多い尾鷲方面。
名阪国道から京奈和へ抜けるルート。
それぞれ、
時間も違えば高速代も違う。
僕が一番重視したのは、
「できるだけ安く」でも「とにかく最短」でもなかった。
高速代とかかる時間。
そのバランスだった。
最初に気になったのは尾鷲ルート
和歌山県田辺市まで帰るなら、
紀勢道を使って尾鷲方面から南下するルートがある。
このルートは無料区間も多い。
だから最初は、
「時間はかかるけど、かなり安く帰れるんちゃう?」
と思っていた。
一方で、
大阪方面を通って有料道路をつないで帰れば、
高速代は高くなるけど速そう。
だったら、
尾鷲ルートと有料ルートで、
実際どれくらい時間と料金が違うのか。
そこを調べてみることにした。
調べたら、第三のルートが出てきた
比較してみると、
ちょっと意外だった。
尾鷲ルートは、
確かに無料区間が多い。
でも思っていたほど、
有料ルートとの時間差が大きくない。
そして別のルートを見ると、
時間は有料ルートとそこまで変わらないのに、高速代は尾鷲ルートとかなり近い。
それが、
名阪国道から京奈和方面へ抜けるルートだった。
その時の感覚は、
「え?これが一番ええんちゃう?」
だった。
最速ではない。
最安でもない。
でも、
時間と高速代のバランスがかなりいい。
僕が探していたのは、
たぶんこういうルートだった。
ルート検索が地味にややこしい
ただ、
これを調べるのが意外と面倒だった。
NEXCOのサイトでルートを検索する。
でも、
一般道や無料区間を挟むルートになると、
思ったように検索できないことがある。
「ここを通したい」
と思って通過インターを指定しても、
「そのインターは存在しません」
みたいなエラーが出る。
いや、
あるやろ。笑
通過点を変える。
もう一回検索する。
また思ったルートにならない。
「あー😖」
となりながら、
何パターンも調べた。
今は道路が増えた分、
選択肢も増えた。
便利になったけど、
比較する側からするとちょっとややこしい。
昔より、東京方面へのルートが増えすぎた
考えてみれば、
昔はここまで選択肢がなかった。
尾鷲、三重県方面なんて、
今よりずっと時間がかかった。
大阪方面から行くにしても、
名阪国道を使うか、
吹田から名神を通るか。
今ほど自由にルートを組める感じではなかった。
それが今は、
新名神。
伊勢湾岸道。
京滋バイパス。
第二京阪。
京奈和。
紀勢道。
無料区間も含めると、
名古屋あたりから和歌山までの帰り方が増えすぎている。笑
道路がつながるたびに、
昔なら考えなかったルートが普通に候補へ入ってくる。
今回調べていて、
改めてそれを感じた。
納車直後の長距離は、そこまで心配していなかった
今回、
納車したばかりのFXDLSで長距離を走る。
そこを心配していたかというと、
実はそれほどでもない。
僕は以前もハーレーに乗っていたし、
その頃は一日500kmくらい普通に走っていた。
だから、
「納車初日にそんな距離走れるかな」
という不安はあまりなかった。
もちろん、
初めて乗る車両だから多少は気になる。
でも、
それより僕が考えていたのは、
純粋に、
どのルートが一番バランスいいか。
こっちだった。
新東名の120km/h区間は、思ったより疲れた
実際に納車されて、
埼玉から和歌山へ向かって走り始めた。
新東名へ入る。
120km/h区間もある。
流れは速い。
そのまま伊勢湾岸道へ。
途中、
浜松で少し休憩したくらい。
それ以外は、
かなり長い時間を高速巡航していた。
もちろん速く走れるのは楽だ。
距離もどんどん縮まる。
でも、
ずっと高いアベレージで走り続けると、
思ったより疲れる。
この辺で、
名阪ルートへの気持ちはかなり固まっていた。
亀山で、あまり迷わず名阪へ
事前には、
「当日の疲れ具合を見ながら決めてもいいかな」
くらいに考えていた。
でも実際は、
そこまで迷わなかった。
新東名から伊勢湾岸道まで、
かなり速いペースで走ってきた。
だったら、
この先は名阪国道に入って、
少しアベレージを落とした方が楽そう。
そう思った。
そして亀山から、
そのまま名阪方面へ。
高速道路を走っている時の疲れって、
単純な距離だけではない。
100km走るにしても、
高い速度を維持し続けるのと、
少しペースを落として走るのでは、
体感が結構違う。
今回はそこも、
実際に走ってみて分かった。
最短ルートが、必ず一番楽とは限らない
ナビでルートを検索すると、
どうしても、
「何分早い」
「何km短い」
というところへ目が行く。
でもバイクの場合、
それだけで決める必要もないと思う。
高速代。
所要時間。
道路の流れ。
その日の疲れ。
天気。
渋滞。
全部含めて、
自分にとって走りやすいルートを選べばいい。
今回の僕の場合、
最速ルートでも、
最安ルートでもなかった。
時間と高速代のバランスを見て、
名阪〜京奈和方面を第一候補にした。
そして実際に走って、
新東名〜伊勢湾岸の速い流れで少し疲れたから、
そのまま名阪へ入った。
結果的に、
この選び方で良かったと思っている。
道が増えると、迷う。でも選べる
道路が増えると、
検索はややこしくなる。
料金も違う。
無料区間もある。
ナビによって出してくるルートも違う。
正直、
「もうどれが正解やねん」
となる。笑
でも逆に言えば、
昔より選べる。
今日は早く帰りたい。
今日は高速代を抑えたい。
今日は少しゆっくり走りたい。
その日の状況でルートを変えられる。
今回、
埼玉から和歌山までFXDLSで帰るルートを本気で調べて、
僕が選んだのは、
最短でも最安でもないルートだった。
でも、
高速代とかかる時間。
そして実際に走った時の疲れ方。
そこまで含めれば、
僕にはちょうど良かった。
たぶんツーリングのルートなんて、
数字だけで一番を決めなくてもいい。
その日、
自分が気持ちよく帰れる道。
それが一番なんだと思う。

