高い方を選んだ。でも、ローライダーSの方が僕には得だった。

ハーレーへ戻ろうと思った時、

最初から車種がFXDLSに決まっていたわけではない。

ただ、

かなり早い段階で決まっていた条件がある。

インジェクションのダイナ。

そして、

ブラックエンジン。

さらに、

買った後はクラブスタイルにする。

ここまでは、

ほぼ確定していた。

その条件で探していくと、

候補に残ったのが、

ストリートボブと、

ローライダーSだった。

最初は当然、

価格の安いストリートボブもかなり現実的な候補だった。

でも、

いろいろ見ていくうちに、

僕の中では、

「高い方のローライダーSの方が、むしろ得なんちゃう?」

という感覚に変わっていった。

目次

ストリートボブそのものに強いこだわりがあったわけではない

ストリートボブを候補にしていた最大の理由は、

シンプルだった。

ブラックエンジンのダイナだったから。

僕は最初から、

クラブスタイルにするつもりだった。

だから、

ノーマル状態のハンドル。

フェアリング。

マフラー。

その辺は、

そこまで重要ではなかった。

どうせ自分好みに変える可能性がある。

それは、

ストリートボブでもローライダーSでも同じだった。

だから、

「ストリートボブじゃないと嫌」

という理由は、

特になかった。

欲しかったのは、

ブラックエンジンのダイナをベースに、自分の好きな形へ持っていけること。

そこだった。

どうせなら、最後の103がいいと思った

ストリートボブを見る中で、

なんとなく気になっていたのがエンジンだった。

別に、

103じゃないと絶対嫌だったわけではない。

でも、

どうせ今からダイナを買うなら、

最後の103の方がええかな。

そのくらいの感覚だった。

そこで2017年式のストリートボブも見ていく。

ただ、

最終年式ということもあって、

価格はそれなりに高かった。

すると、

ローライダーSとの差が、

思っていたより小さくなってくる。

ここから、

僕の中で話が変わってきた。

ストリートボブなら、キャストホイール化が必須だった

僕がストリートボブを買った場合、

絶対に変えようと思っていたところがある。

スポークホイール。

僕は、

自分の作りたいクラブスタイルなら、

キャストホイールにしたかった。

これは、

かなり優先順位が高かった。

だから、

ストリートボブを安く買えたとしても、

そのまま完成ではない。

後からキャストホイールへ変える。

当然、

部品代も工賃も掛かる。

一方、

ローライダーSなら、

最初から自分の欲しい方向にかなり近い。

この差は、

結構大きかった。

ハンドルやマフラーは、比較材料にしなかった

逆に、

ハンドル。

フェアリング。

マフラー。

この辺は、

ボブだから余計に金が掛かる、

とは考えなかった。

ローライダーSでも、

自分の好みじゃない物が付いていれば交換する。

中古車なので、

前のオーナーが何を付けているかでも変わる。

だから、

そこを、

「Sならお得」

という材料にはしなかった。

あくまで、

ベース車として最初から変えたい部分がどれだけあるか。

そこを見ていた。

価格差を見て、「これならSやろ」となった

実際に相場を見ていると、

2017年式のストリートボブと、

2016〜2017年のローライダーS。

その差が、

僕が想像していたほど大きくなかった。

当時の感覚では、

あと少し頑張ればSまで届く。

そこで思った。

ストリートボブを買って、

キャストホイールにして、

少しずつ自分の理想へ近づける。

それも楽しい。

でも、

そこまでやるなら、

最初からローライダーSへ行った方が、

最後の満足感は高いんちゃう?

と。

ローライダーSには「所有する理由」まで付いてきた

僕にとって大きかったのは、

装備だけではなかった。

ローライダーSには、

ダイナ最終期の特別なモデル

という所有感があった。

ブラックアウトされた車体。

キャストホイール。

そしてTwin Cam 110。

TC110だけを目当てにFXDLSを選んだわけではない。

その辺は、
TC110だから選んだんじゃない。でも、ダイナ最終最強エンジンって最高やん。
にも書いている。

ただ、

同じように長く持つなら、

こういう背景がある方が、

自分は絶対に満足すると思った。

希少性も、僕には価値だった

バイクは、

移動するだけの道具ではない。

特にハーレーは、

僕にとって趣味の物だ。

乗って楽しい。

眺めて楽しい。

持っているだけでも嬉しい。

だったら、

多少高くても、

あとから「こっちにしとけばよかった」と思いにくい方

を選びたかった。

ローライダーSは、

生産期間も長くない。

ダイナ末期に出てきたモデル。

そういう希少性も、

僕にはちゃんと価値だった。

別に、

将来値上がりすると思って買ったわけではない。

売るためでもない。

長く持った時の所有満足感として、希少性が欲しかった。

そんな感じだ。

ストリートボブが悪かったわけではない

ここは、

かなり大事だと思っている。

ストリートボブが、

ローライダーSより劣っている、

という話ではない。

むしろ、

クラブスタイルのベースとしては、

めちゃくちゃ良いと思う。

シンプル。

カスタムしやすい。

自分で一から作っていく楽しさもある。

僕が、

最初からそういう作り方をしたいなら、

ストリートボブを選んでいた可能性も普通にある。

ただ、

僕の場合は、

最終的に欲しい姿まで考えた時、

ローライダーSの方が近かった。

それだけだ。

「安い車両を買う」が、一番安いとは限らない

中古車を探していると、

どうしても最初の価格を見る。

こっちは安い。

こっちは高い。

当然、

そこは大事。

でも、

自分が最終的にどうしたいかまで考えると、

話が変わることがある。

安い車両を買って、

後から全部変える。

高い車両を買って、

そのまま活かせる部分を使う。

僕の場合、

ストリートボブとローライダーSでは、

後者の方が合っていた。

高い方を選んだけど、贅沢した感覚はなかった

結果的に、

僕が選んだのは、

価格の高いローライダーSだった。

でも、

自分では、

高い方へ贅沢した、

という感覚はあまりない。

キャストホイール。

最終期のダイナ。

TC110。

希少性。

所有感。

その全部まで含めると、

僕にはこっちの方が得だった。

FXDLS自体の価格をどう納得して買ったのかについては、
高くて諦めていたFXDLSが、結局いちばん合理的だった。
にも書いている。

今回の話は、

そこよりもう少し前。

まだ、

ストリートボブとローライダーSを、

ベース車として比べていた頃の話だ。

最後に残る満足感まで考えた

もし、

バイクを数年で乗り換えるつもりだったら、

また違う選び方をしたかもしれない。

でも、

僕はFXDLSを、

かなり長く乗るつもりで買った。

だったら、

買った瞬間の価格差だけじゃなく、

10年後。

20年後。

その時に、

どっちを持っていたら嬉しいか。

そこまで考えたかった。

ストリートボブでも、

きっと楽しかったと思う。

でも、

僕の場合は、

最後に残る満足感まで考えたら、

ローライダーSだった。

高い方を選んだ。

でも、

僕には、

ローライダーSの方が得だった。

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