ハーレーの中古車を見始めると、
急に出てくる、
FXDL。
FXDB。
FLSTN。
FLHR。
FLHT。
最初は、
「は?😳」
ってなる。笑
僕も昔ハーレーに乗り始めた頃は、
XLがSportster系、
くらいしか分かっていなかった。
Dyna。
Softail。
Touring。
みたいなファミリー名と、
Low Rider。
Road King。
Ultra。
Fat Boy。
みたいな有名な車名は知っていた。
でも、
中古車をちゃんと調べ始めると、
アルファベットのコードが出てくる。
「Low RiderってFXDLなん?」
「Street BobがFXDB?」
「DeluxeがFLSTNって、なんで?」
みたいになる。笑

この記事では、
ハーレーのモデルコードを全部暗記するつもりはない。
中古車を探す時に、
自分が欲しい車種を見つけられる程度に読めれば十分。
そんな目線で整理してみる。
まず、車種コードとVINや車検証の型式は別物
最初に、
ここだけ分けておきたい。
この記事で扱う、
FXDL。
FXDB。
FLSTN。
みたいなものは、
Harley-Davidsonが車種を表す時に使うモデルコード。
一方、
VINには別のモデル識別コードが入る。
たとえば2017年Dynaの公式資料では、
FXDL Low Riderに対応するVIN上のモデルコードは「GN」。
FXDB Street Bobは「GX」。
FXDLS Low Rider Sは「GS」。
つまり、
FXDLそのものがVINのモデルコードではない。
車検証に書かれる型式とも、
同じ物として考えない方がいい。
中古車サイトで車種を探す時は、
まずFXDLやFXDBみたいなモデルコードを理解すれば十分。
VINまで読むのは、
もっと細かく個体を確認したい時でいい。
全部暗記するより、まず大きなグループを見る
僕が最近になって分かりやすいと思ったのが、
いきなり、
FXDLのLは何。
FXDBのBは何。
と一文字ずつ覚えるんじゃなく、
最初の大きなまとまりを見ること。
Harley-Davidson公式のモデルコード解説でも、
代表的なコードとして、
F
→ Big Twinエンジン搭載モデル
FL
→ TouringやSoftail系で使われるコード
FLH
→ Touring/Softailの中でもフォークマウントのフェアリングやウインドシールドを持つ系統
FXD
→ Dyna
FXST
→ Softail系
XL
→ Sportster Evolution搭載Sportster
などが紹介されている。
これが分かるだけで、
暗号が少し読めるようになる。
2017年までのDynaは、かなり分かりやすい
僕が今のFXDLSを探していた時、
一番覚えやすかったのがDyna系。
2017年の公式資料を見ると、
こんな感じ。
| コード | 車名 |
|---|---|
| FXDL | Dyna Low Rider |
| FXDB | Dyna Street Bob |
| FXDWG | Dyna Wide Glide |
| FXDF | Dyna Fat Bob |
| FXDLS | Dyna Low Rider S |
最初の、
FXD
が共通している。
ここまで分かると、
「あ、これDynaやな」
と一発で分かる。

その後ろが、
モデルごとの違い。
たとえば、
FXDL
→ Low Rider
FXDB
→ Street Bob
FXDF
→ Fat Bob
FXDLS
→ Low Rider S
という感じ。
僕も今のFXDLSを探し始めて、
FXDBやFXDLを比較するようになってから、
ようやくこの辺が自然に読めるようになった。
FXDLとFXDLSは、似ているけど同じじゃない
初心者が混乱しやすい代表が、
FXDL。
FXDLS。
一文字しか違わない。
FXDLは、
Dyna Low Rider。
FXDLSは、
Dyna Low Rider S。
だから、
名前としてはかなり分かりやすい。
最後のSが、
Low Rider SのS。
ただし、
「FXDLにSを付けただけの同じ仕様」
という意味ではない。
FXDLSには、
Twin Cam 110。
専用サスペンション。
Heavy Breather。
ブラックアウト。
など、
Low Rider Sとしてかなり違う装備が入っている。
詳しくは、
で整理している。
FXDBのBを見て「Bobやな」と覚えるくらいでいい
FXDBは、
Dyna Street Bob。
ここで、
「じゃあBは絶対BobのBなん?」
と、
全部のアルファベットに完全な意味を求め始めると、
たぶん沼にハマる。笑
Harley-Davidson自身も、
モデルコードの末尾文字は、
年代やモデルによって意味が変わる例があると説明している。
たとえば、
同じRでも、
Roadster。
Road King。
Racing。
など、
モデルによって違う。
Cも、
Customだったり、
Classicだったりする。
だから、
一文字ずつ全年代共通の法則として覚えない。
これが大事。
「FXDB=Street Bob」
と、
車種単位で結び付ける方が実用的。
Softailになると、さらに「なんで?」が増える
僕が、
「なんでそうなるん?」
となった代表が、
FLSTN。
これは、
Softail Deluxe。
2017年の公式資料でも、
FLSTN=Softail Deluxe。
ちゃんとそうなっている。
でも、
DeluxeのDが入っているわけでもない。
初めて見ると、
「Nどこから来たん?」
ってなる。笑
同じ2017年Softailでも、
FLSTC
→ Heritage Softail Classic
FLSTF
→ Fat Boy
FLSTN
→ Softail Deluxe
FLS
→ Softail Slim
FXSB
→ Breakout
みたいに、
かなりバリエーションがある。
ここも、
全部の文字を暗号として解くより、
自分が探している車種だけ覚えた方が早い。
FL系とFX系が分かると、かなり楽になる
大きな目安として、
FL系。
FX系。
この違いが少し分かると、
中古車サイトがかなり見やすくなる。
ただし、
ここも単純に、
「FL=Touring」
「FX=Dyna」
と覚えると間違う。
Softailにも、
FL系とFX系がある。
Harley-Davidson公式の説明では、
FLは16インチフロントホイールを使うTouring/Softail系。
FXSTは19または21インチフロントホイールを使うSoftail系として整理されている。
つまり、
そもそも歴史的には、
ファミリー名だけで分けているコードじゃない。
ここが、
ハーレーのコードがややこしい理由の一つだと思う。
TouringはFL系が多い
Touringを見ると、
また別のまとまりが見えてくる。
代表的なのが、
FLHR
→ Road King
FLHT
→ Electra Glide
FLHX
→ Street Glide
FLTR
→ Road Glide
あたり。
たとえば、
FLHTCU。
FLHTK。
FLHXS。
FLTRXS。
みたいに、
そこからさらに装備や仕様によって文字が増えていく。
僕が昔知っていた、
Road King。
Ultra。
みたいな名前が、
中古車サイトでは突然アルファベットになる。笑
でも、
Touringを探している人なら、
この辺だけ覚えていけばいい。
クラブスタイルを探してる人が、全部覚える必要はない
ここが、
この記事で一番言いたいことかもしれない。
たとえば、
クラブスタイルのハーレーが欲しい。
それなら、
まず、
Street Bob。
Low Rider。
Low Rider S。
Super Glide Sport。
その辺を見る。
だったら、
FXDB。
FXDL。
FXDLS。
FXDX。
この辺が分かれば、
まず十分。
別に、
FLHTCUが何なのか、
全部覚えなくてもいい。
逆に、
Road KingやStreet Glideを探している人が、
FXDXを詳しく覚える必要もない。
自分が探している系統から覚える。
これが一番楽だと思う。
2018年以降は、また読み方が変わる
さらにややこしいのが、
2018年。
2017年でDynaファミリーが終了して、
2018年から、
新しいSoftailへ統合された。
すると、
モデルコードも変わる。
2018年の公式Softail資料を見ると、
たとえば、
FXLR
→ Low Rider
FXBB
→ Street Bob
FXFB
→ Fat Bob
FLDE
→ Deluxe
FLSL
→ Softail Slim
FLHC
→ Heritage Classic
になっている。
これを見ると、
2017年までの、
FXDL=Dyna Low Rider
FXDB=Dyna Street Bob
をそのまま当てはめられないことが分かる。
同じLow Riderでも、
Dyna時代はFXDL。
2018年SoftailではFXLR。
同じStreet Bobでも、
Dyna時代はFXDB。
SoftailになればFXBB。
だから、
車種コードは年代とセットで見る。
ここはかなり大事。
「DがDyna」は、2017年までならかなり使いやすい
僕自身、
この辺が分かってから、
コードがかなり読みやすくなった。
2017年までのDynaなら、
FXD。
このDを見れば、
「あ、Dynaやな」
となる。
でも、
2018年以降、
Dynaそのものがなくなった。
だから、
この覚え方を現行モデルまで無理やり伸ばさない。
その時代では便利な法則。
くらいに考える。
ハーレーのコードは、
こういう覚え方がちょうどいいと思う。
中古車サイトでは、コードが分かると絞り込みやすい
僕が今、
中古車サイトを見るなら、
まずある程度車種を絞る。
写真を全部見るにしても、
Harley-Davidson全車種を、
最初から何百台も見るのはしんどい。笑
たとえば、
黒いDynaでクラブスタイルを探すなら、
FXDB。
FXDL。
FXDLS。
FXDF。
みたいに、
候補をある程度選んでから一覧を見る。
検索窓に毎回車種名を入力する方法もある。
でも、
グーバイクみたいに、
車種一覧からチェックを入れて複数車種を絞れるなら、
その方が比較しやすい。
だから、
コードを覚える目的は、
ハーレー博士になることじゃない。
中古車を探しやすくするため。
僕はそれで十分だと思う。

まず車名を決めて、それからコードを覚えればいい
初心者が、
最初に、
FX。
FL。
XL。
全部覚える。
そこから、
FXDL。
FXDB。
FXDF。
FXDWG。
FLSTN。
FLSTC。
FLHR。
FLHTCU。
全部覚える。
そんな必要はない。笑
まず、
「どんなハーレーが欲しい?」
から始める。
クラブスタイル?
Low Rider系?
Street Bob?
Fat Boy?
Road King?
そこが決まったら、
その車種のコードを見る。
たとえば、
Low Rider Sが欲しい。
なら、
Dyna時代はFXDLS。
現行SoftailならFXLRS。
これを覚える。
それでいい。
コードを見たら、次に年式と正式車名を確認する
中古車探しで、
僕ならこの順番。
1.欲しいタイプを決める
クラブスタイル。
クラシック。
Touring。
ボバー。
まず方向性。
2.候補車種を決める
Low Rider。
Street Bob。
Fat Boy。
Road King。
など。
3.その年代のモデルコードを確認する
FXDLなのか。
FXLRなのか。
FXDBなのか。
FXBBなのか。
4.中古車サイトで候補を絞る
複数の候補にチェックして、
写真を見る。
5.気になる個体の年式と仕様を確認する
同じモデル名でも、
年式でエンジンや装備が変わる。
ここはコードだけでは判断しない。
6.最後は実車を見る
コードが同じでも、
中古車は一台ずつ違う。
カスタム。
状態。
整備歴。
そこは、
結局個体を見る。
中古FXDLSの具体的な確認ポイントは、
でまとめている。
車種コードだけで、仕様まで決めつけない
ここも注意。
FXDLと書いてある。
だから、
何年式でも同じエンジン。
同じホイール。
同じブレーキ。
とはならない。
同じ車名でも、
販売期間が長ければ、
エンジン。
排気量。
ABS。
ホイール。
外装。
いろいろ変わる。
だから、
コードは、
「どの車種かを知る入口」
として使う。
仕様を全部読み取る暗号ではない。
ファミリーそのものの違いは、
で整理している。
コードが読めるようになると、中古車探しが一気に楽になる
僕も、
最初から詳しかったわけじゃない。
昔Sportsterを探した時は、
Sportsterに決めるのが早かった。
だから、
他のコードまで深く知る必要もなかった。
今のFXDLSを探し始めて、
Dynaを比較するようになってから、
FXDB。
FXDL。
FXDLS。
FXDX。
が、
だんだん車名と結び付いてきた。
すると、
中古車サイトを見るのが一気に楽になった。
でも、
今でも全部のコードを暗記しているわけじゃない。
それでいいと思う。
ハーレーのコードは、必要なところから覚えればいい
結局、
FXDL。
FXDB。
FLSTN。
みたいなコードは、
最初は暗号に見える。
でも、
少し分かってくると、
車種を探す時の便利なタグみたいなものになる。
ただし、
完全な法則ではない。
年代によって変わる。
同じ文字でも意味が変わる。
2018年みたいに、
ファミリー再編でコード自体が変わることもある。
だから、
全部解読しようとしない。
まず、
自分がどんなハーレーを探しているか決める。
その候補車種のコードだけ覚える。
年式を確認する。
写真を見る。
気になる一台が見つかったら、
そこから詳しく調べる。
僕は、
それくらいが一番実用的だと思う。
ハーレーのアルファベットは、
暗記テストじゃない。
欲しい一台へ辿り着くために読めれば十分。

