災害動画、もう見ただけじゃ本物か分からん。

SNSを見ていたら、

ネパールの鉄砲水らしい動画が流れてきた。

数秒前まで、

普通に人がたくさんいる。

そのすぐあと、

ものすごい濁流が一気に押し寄せて、

その場所を飲み込んでいく。

最初に思ったのは、

「これ、ほんまに本物なん?」

だった。

目次

映像がおかしいというより、現実として信じにくかった

別に、

人の指が6本あるとか、

背景がぐにゃっと曲がっているとか、

分かりやすいAI動画っぽさがあったわけではない。

僕が疑った理由は、

もっと単純だった。

「いやいや、こんなん現実にある?」

という感覚。

いくら鉄砲水でも、

今の時代なら何かしら警報や情報があるんじゃないか。

それなのに、

濁流が来る数秒前まで、

人が普通にうろうろしている。

もしこれが本物なら、

相当な数の人が巻き込まれているはず。

だから、

最初はフェイク動画なんじゃないかと思った。

調べてみたら、現実の方がヤバかった

でも、

周辺の情報を調べていくと、

実際に大きな災害が起きていて、

多数の犠牲者や行方不明者が出ていることが分かった。

その時に思った。

「フェイクっぽいんじゃなくて、現実の方が信じられんくらいヤバかったんか。」

こういう感覚は、

昔9.11の映像を初めて見た時にも少し近かった。

飛行機がビルに突っ込んで、

巨大な建物が崩れていく。

映像だけ切り取れば、

映画みたいに見える。

でも、

実際に起きたことだった。

現実には時々、

「こんなん作り物やろ」

と思うくらいのことが起きる。

だからといって、SNSの動画をそのまま信じる気にもならない

ここが今ややこしい。

昔なら、

映像が残っていること自体が、

かなり強い証拠だったと思う。

写真より、

動画の方がさらに信用しやすかった。

でも今は、

そうとも言い切れない。

SNSを見ていると、

明らかに作り物だと分かる動画も普通に流れてくる。

特に、

Xなんかで流れてくるバズ狙いの動画は、

まず一回疑って見るようになった。

中には、

「こんなん誰が信じるねん。笑」

と思うものもある。

でも、

それでも騙される人は普通にいると思う。

そして、

生成AIの映像がもっと自然になれば、

見た目だけで判断するのは、

さらに難しくなるはずだ。

怖いのは、偽物に騙されることだけじゃない

フェイク動画が増えると聞くと、

普通は、

「偽物を本物だと思ってしまう危険」

を考えると思う。

もちろん、

それも怖い。

でも、

僕はもう一つ怖いことがあると思っている。

本物まで信じてもらえなくなること。

フェイクが多すぎて、

何を見ても、

「どうせAIやろ」

「また作り物やろ」

となる。

本当に危険なことが起きていて、

誰かがその映像を出していても、

信用してもらえない。

いわば、

オオカミ少年みたいな状態だ。

せっかく誰でも発信できる時代になったのに

SNSの良いところは、

テレビや新聞だけを通さなくても、

現地にいる人が直接情報を出せることだと思う。

大きなメディアが取り上げる前に、

現場の状況が分かることもある。

一つの媒体だけに頼らず、

いろんな立場の情報を見られる。

これは、

昔にはなかった大きな変化だと思う。

でも、

そこにバズ狙いや金儲け目的のフェイクが大量に混ざれば、

せっかくの良さまで信用を失ってしまう。

本当の情報を伝えられる仕組みがあるのに、

一部の悪意や目先の数字のために、

「ネットの動画なんか全部信用できない」

となってしまうのは、

かなりもったいない。

僕は、まず疑うようにしている

だから、

SNSで衝撃的な映像が流れてきても、

僕はまず一回疑う。

これは、

別に悪いことだとは思っていない。

むしろ今は、

そのくらいでちょうどいいと思っている。

ただ、

疑って終わりにしない。

ここが大事だと思う。

一方向の情報だけで判断しない

僕がやっているのは、

そんなに難しいことじゃない。

同じ出来事について、

別の角度から撮られた映像はないか。

他の人は何と言っているか。

現地では何が起きているのか。

ニュースでも報じられているのか。

複数の情報を見ながら、

少しずつ全体を整理する。

今なら、

分からないことがあれば、

AIに聞いて情報を整理することもある。

ただし、

AIが言ったから正解、

とも思っていない。

以前、

ChatGPTは検索の代わりじゃなかった。使い続けて分かったAIとの距離感。

でも書いたけど、

AIも確認するための材料の一つだと思っている。

結局、

一つの情報源だけで全部を決めない。

それが一番大事なんじゃないかと思う。

「動画があるから本物」は、もう通用しない

写真は、

かなり前から加工やフェイクを疑うようになっていた。

でも動画には、

どこかまだ、

「ここまで映ってるなら本物やろ」

という感覚が残っていた気がする。

今は、

それも危ない。

動画がある=証拠。

そんな単純な話ではなくなってきた。

だからといって、

全部フェイクだと思うのも違う。

今回みたいに、

本物の現実が、

フェイクみたいに見えることもある。

疑う。でも、ちゃんと確かめる

たぶん、

これから必要なのは、

何でも信じることでも、

何でも疑うことでもない。

まず疑う。

そして、

別の情報と照らし合わせる。

一方向だけで判断しない。

その上で、

自分なりに整理する。

面倒だけど、

今のネットでは、

それくらいしないといけないんだと思う。

「これ本物?」と思った時こそ、そこで判断を止めない。

フェイクが増えた時代だからこそ、

疑うことと、

確かめることは、

セットにしておきたい。

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この記事を書いた人

建設業で働きながら、ハーレー、釣り、仕事、暮らしの中で実際に経験したこと、試したこと、考えたことを記録しています。正解を押しつけるのではなく、自分なりのリアルな視点で発信するブログです。

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